ミュージアム
museum
- クツのオーツカ資料館は、1872年(明治5年)の創業以来、靴一筋に歩んできた大塚製靴が創業満120年を記念して工場のリニューアルとともに開設いたしました。 日本の洋靴の歴史や世界の珍しい靴などを展示しています。
ミュージアム [クツのオーツカ資料館]
museum
- ※現在一般開放はしておりません。
展示例01 [ジャンボシューズ]
Jumbo shoes
- 足長120センチ(靴の全長145センチ)重さ65キログラム(1足分)の この靴は、甲部に1足で牛4頭分の高級革を使用。通常の手縫い靴と同じ工程で製作日数90日を経て1足作られました。身長約8メートルの人が、実際履いて歩けるように出来ています。
展示02 [ルナブーツ(月面靴)]
Luna boots
- 1969年7月21日、アポロ11号が月に達し、アームストロング船長らが、月面に第1歩を印 した時履いたルナブーツのレプリカを展示しています(NASAで開発されたものを 福山市の日本はきもの博物館に展示するために大塚製靴が複製した控え見本)。
展示03 [世界の民族靴]
Multiracial nation shoes
- アメリカンインディアンのモカシンのように足の裏から甲まで包み込む閉塞性のシューズやブーツがあります。そのほか職業の道具として用いられる靴や祝祭などの儀式に用いられる靴など、世界中の民族のさまざまな生活文化の中で用いられた靴を展示しています。
展示04 [約400万年前の足跡]
Footmark
- 歩くことは人間にとってもっとも基本的な行為です。と同時に類人猿や動物たちと人類を隔てる決定的な行為でもあります。いうなれば直立二足歩行を始めたときから、私たちはサルではなくヒトとして進化を始めたのです。そのヒト(アウストラロピテクス)がはじめて歩いたとされる350~400万年前の足跡が、1976年、東アフリカのタンザニア北部レトリイ(Laetoli)で発見されました。長さ26cmの大きな足跡と18cmの小さな足跡が並んで同じ歩幅で歩き、さらに大きな足跡には長さ21cmの足跡が後から重なっていました。それは親子なのでしょうか、三人が寄り添うように歩いた様子がうかがえます。柔らかい火山灰の上を歩いたので、その後のスコールによってセメント状の硬い層になり奇跡的に現在までそれらの足跡が残ったそうです。