オーツカの沿革
history
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1871(明治4年) 佐倉藩士 大塚隊之丞、横浜弁天通に靴の製造・販売店を営む。 1872(明治5年) 隊之丞の子、岩次郎が2月4日東京・新橋の露月町に大塚商店を創業。 1882(明治15年) 明治天皇の御靴製作承る。 1884(明治17年) 海軍省より 水兵用靴の製造を受注。 1886(明治19年) 陸軍省より軍靴の製造を受注。 1888(明治21年) 三階建の店舗・工場完成。 1889(明治22年) パリの万国博覧会に出品。賞状と銀牌を受ける。 1922(大正11年) アメリカUSMC社の極東代理店となり、グッドイヤウエルト式による海軍機械靴製造を開始。 1925(大正14年) 大塚菊雄、二代目店主として事業を継承。 1944(昭和19年) 軍需の激増に伴い芝浦分工場、千葉県八日市場分工場、中国上海工場等を建設。
従業員数6,046名に達す。1945(昭和20年) 山形県米沢工場、長野県沓掛分工場等を建設。
一方、戦禍により本店工場を焼失。芝浦分工場を本店工場とした。1947(昭和22年) 富士実業(株)設立(昭和49年大塚製靴(株)に合併)。 1950(昭和25年) 各地方工場を閉鎖。
尾崎商店(後の大栄産業(株))関西連絡所として設立。
米軍より朝鮮向け軍靴の製造を受注。
12月27日大塚商店を法人組織とし、大塚製靴株式会社に改組する。資本金2,000万円1953(昭和28年) 戦後、業界初めての民間産業功労者として、大塚菊雄社長緑綬褒章を受章。 1955(昭和30年) 尾崎商店を法人組織とし、大栄産業(株)改組する。 1958(昭和33年) JIS(日本工業規格)表示許可工場に指定される。 1959(昭和34年) セメント式革靴の製造販売を始める。 1960(昭和35年) 資本金3,000万円に増資。 1961(昭和36年) 日吉工場を建設。常陸宮殿下、池田厚子様のご来臨を仰ぎ竣工式を行う。 1963(昭和38年) 資本金6,000万円に増資。 1964(昭和39年) [暮らしの手帖」77号の商品テストでオーツカの靴が抜群との評価を受ける。 1965(昭和40年) 「スリーワイズ」発売。 1966(昭和41年) 業界への貢献で、大塚菊雄社長、勲四等瑞宝章を受章。
皇太子殿下ご成婚記念につくられた「こどもの国」にスケート靴を寄贈。1967(昭和42年) JIS表優良工場として東京通商局長賞を受賞。 1969(昭和44年) シュー・パブ玉川店・銀座店オープン。 1970(昭和45年) 千葉大塚靴(株)、(株)シュー・パブ設立。シュー・パブ帝国ホテル店オープン。 1971(昭和46年) 資本金2億5,000万円に増資。 1972(昭和47年) 創業満100年を迎える。 1973(昭和48年) 婦人靴の製造販売を幅広く展開始める。 1974(昭和49年) 富士実業を合併し、資本金2億6,000万円に増資。
「フィックスルーバー(現ボンステップ)」発売。1976(昭和51年) 「ボンステップ」が履物として初めて通産省選定のグッドデザイン商品に選ばれる。 1977(昭和52年) 「暮らしの手帖」47号で「ボンステップ」が高い評価を得る。「ソシアル」・「ロボ」発売。 1981(昭和56年) ボンステップ(株)設立。 1983(昭和58年) 大塚 斌 社長、工業標準化に貢献し藍綬褒章受賞。
大栄産業(株)、社名をクツのオーツカ西日本(株)に変更。1984(昭和59年) 提携ブランド「バーバリー」発売。 1985(昭和60年) ラオス建国10周年を記念してラオス人民民主共和国に靴を寄贈。 1987(昭和62年) (株)シューズセレック設立。 「フリーフィット」発売。 1989(平成元年) 昭和天皇大喪の礼、武蔵野陵に副葬品として当社製作の用途別の御靴が納められる。 1991(平成3年) 大塚 斌 社長の著書「はきごこち」出版。 1992(平成4年) 日吉新工場竣工。「ルールス」発売。
人道的立場からカンボジア支援にオーツカの靴をシアヌーク殿下夫妻と現地で配布。1993(平成5年) 皇太子ご成婚、雅子さまの袿袴のくつ製作。
業界への貢献で大塚 斌 社長、勲四等瑞宝章を受章。1996(平成8年) 「ハッピーウォーカー」発売。 1997(平成9年) 創業満125年を迎え、寛仁親王殿下の記念講演行われる。
「ハッピーウォーカー」が通産省選定のグッドデザイン商品に選ばれる。1998(平成10年) 大塚 斌 編著「日本の靴」出版記念会開催。 1999(平成11年) 英国グレンソン社と靴総輸入販売提携契約を結ぶ。 1999(平成10年) 直営小売店、グレンソン銀座オープン。
千葉大塚靴(株)八日市場工場リニューアル。2000(平成12年) 「ラリア」発売。 2001(平成13年) 「GTS」 発売。資本金3億7,400万円に増資。
皇太子殿下に敬宮愛子内親王ご誕生。ベビー靴7足製作。
ISO9001:2000品質マネジメントシステム登録。靴業界で初めての登録。2002(平成14年) (株)シューズセレックはボンステップ(株)を合併。商号を(株)クツのオーツカに変更。
東京本社ビル1階に直営専門店「OTSUKA M-5」オープン。2003(平成15年) 本社の商品企画・仕入・管理部門を日吉工場に移転。東京本社・横浜本社体制に転換。 2004(平成16年) 大塚製靴(株)は(株)クツのオーツカ、クツのオーツカ西日本(株)、千葉大塚靴(株)を合併。 2005(平成17年) 「セバゴ」発売。
「ピエール・カルダン」発売。2006(平成18年) 「バラッツ」発売。 2007(平成19年) 「ハナエ・モリ」発売。
経済産業省より「第1回製品安全対策優良企業表彰」において金賞を受賞。2008(平成20年) 「ポール・スチュアート」発売。
株式会社磐大と合併し、新生 大塚製靴株式会社となる。
資本金4億9,100万円に増資。2011(平成23年) 「ジョンストン&マーフィー」発売。 2012(平成24年) 11月1日六本木ヒルズに直営小売店・シューマニュファクチャーズ[オーツカ]を開店。 2014(平成26年) 「Otsuka+」発売 。 2022(令和4年) 創業150年を迎える。